イスラエルには同じ名前の王が同時に二人いた、しかも二度も!

イスラエルは2つの王国に分割されていたが、それぞれの王国に同じ名前の王がいた時期が歴史上2回あった!
紀元前852年から紀元前841年まで、ユダのヨラム王(Jehoram)イスラエルのヨラム王(Jehoram)がいました(分割された)。
そして、BC798年からBC796年まで、ユダのヨアシュ王(Jehoash)イスラエルのヨアシュ王(Jehoash)がいました。
両王には共通する別の綴りがありました(日本語訳では同じ綴りです)。ヨラム(Jehoram)はヨラム(Joram)となり、ヨアシュ(Jehoash )はヨアシュ(Joash)となるのです!

注目すべきは、ユダのエホアハズ王とイスラエルのエホアハズ王(分割)もいたことです。また、エホアハズという名前はユダ王アハジヤの別名であったため、実際にはエホアハズという名前の王が3人いたとも言えます!

紛らわしいですが、これらの名前には共通する似たような意味があり、それが人気の原因だったようです。エホアハズとアハジヤは「主が保持する/所有する」ヨアシュは「主が与えられた」、ヨラムは「主が高められる」という意味なのです。基本的に、彼らの名前は支配者としての主の権威を主張しています。ユダヤ人は、エジプトのファラオのように、支配者が自分の名前を受け継ぐことに慣れていたので、このような呼び名(名前)を持つことで、他者に対する権威を主張しても不思議ではない。

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非常に参考になったので、以下サイトより引用して翻訳させていただきました。
Article Israel Kings: Same Name, Same Time

家内と話していて「イスラエル人の名前には多くの場合、意味があるよね。この列王記の人物たちにも意味があるのか?」といった話をしていて気になって調べていました。

ちなみにマッカーサー先生が非常に興味深い、聖書翻訳における発見ともいうべきポイントを見つけていました。それはピリピ4:3です。ここで出て来る「真の協力者(新改訳第3版)」は、実際にはその語源となっているスズコスという名前の人物であったのだろう、と言うのです!!非常になっとくがいきます。以下メッセージでその詳しい内容も確認できます。
霊的な安定 Part.2 喜びのハーモニー

聖書の学びはエキサイティングですね!!列王記は非常に把握が困難ですが格闘するといろんな発見があり、おおいに恵まれます。混乱する中で、ところどころに現れる主に仕える王や預言者、祭司の姿に勇気を与えられます。

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